トイレの神様

年末になると部屋の掃除が気になってくる。少しづつでも進めようと気がついたところを手掛けていく。

家とか部屋というのは深層心理学的に言うと自我を表すようである。
夢に出てくる家がボロボロだと精神的にも肉体的にも疲れ果てていることを暗示している。豪華な家で友人たちと楽しく過ごしている夢には充実した現実を投影しているらしい。

「トイレの神様」という名曲を考察してみた。トイレは一番汚くて掃除しづらいもの。おそらく相当するものは、心の中の一番汚くて目を背けたくなる部分かもしれない。そこに立ち向かう勇気は単に衛生的にきれいにするだけ以上のメリットがありそうだ。

トイレをテーマにしたユニークな詩がある。てっきり作者は山之口貘だと思い込んでいたのだが、調べてみると元国鉄職員の濱口囲雄さんだった。
以下のリンクにその詩は掲載されているが、その後の茨木のり子さんの秀逸な寸評とともにお読みいただければ幸いです。
https://kawasimanobuo.hatenablog.com/entry/20130920/p1